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忌野清志郎さんが先日癌でお亡くなりになりました。
まだ若いのに・・・残念です。最近多いですね。芸能界で若くして惜しまれながら
亡くなる方が。

私も20代の頃、よくRCサクセションの曲を聴いてました。
ちょうど初めて就職した所で、その会社(松下ですが(笑))の先輩にいじめ倒さ
れて、毎日死にそうになりながら通勤してました。
腹立つ事しかない毎日でしたが、その頃よく清志郎さんの曲を聴きながら通勤して
いました。
私のこのイライラ感を代弁してくれてるような気がして。

特に「自由」っていう曲が好きでしたね。

「俺はつきあいにくいぜ 誰の言う事も聞かね〜!」

っていう曲なんですが、まさに「こうしたいねん!」って思ってる事を言って
くれてた曲でした。魂の叫びです(笑)

そうこうしてるうちに、私も社会人としての洗礼を受けまして、ガラスの20代(?)
を無事に終え、ふてぶてしく傷つかない大人になっていったわけですが。

いろんなテレビで忌野清志郎さんの在りし日の録画が流れたり、曲が流れたり
してるのを聞いていて、かつての自分を思いだしてました。



そんな時、NHKで忌野清志郎さんの追悼番組があったので、録画して見ておりました。
見れば見るほど、すごい人やな〜と思って感動してたんですが、そのパフォーマンスや
曲だけでなく、「やっぱりキヨシローはすごい!」と思った一言があります。

NHKの番組に出た時のものだったんですが、清志郎さんが若者達に向かって
このような事を言ってたんです。

「大人になると面白くなくなると思ってる人がたくさんいますが、大人になって
 からの方が子どもの時よりずっと面白いです。
 だから、大人になるのを期待してて下さい」

こんな事言えます?

私は言えない。だって大人になってからいい事なんか全然なかったもん。
辛い事とかくやしい事とか苦しかった事ならいくらでも言えるけど、隙さえあれば
責任もなくてフラフラしてられる子どもに戻りたいと思ってますもん。

キヨシローさんは、夢を持ってそれに突き進めって言ってらっしゃいました。
そして、このセリフだったんですが、まさにこれは夢に向かって突き進んできた
人にしか言えないセリフだと思うんです。

すごい。私も見習いたい。今からでも遅くないはず(^^;)